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Interview

社員インタビュー

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より多くの経験を糧に、すべての人に寄り添う最良のパートナーへ。

Y.Eさん

入社の経緯

前職は大手の医療法人で病院関係の仕事をしていました。業務責任者として働いていましたが、大きなグループで仕事が分業制でした。例えば、お給料の振り込みは経理課が、請求書の作成は医事課が担当するといった形です。病院の運営には関わっていましたが、もっと多くのことを学びたいと思い、求人サイトで見つけたM&Aして地域の医療に貢献する考え方に魅力を感じました。また、面接でしっかり評価していただけると感じ、ヘルスケア業界でキャリアアップしながら自分を磨きたいと思い、転職を決意しました。

仕事について

自分の業務は、病院の収益管理が最も大きな仕事です。黒字になっているか、もっとコストを削れるか、人員配置が足りているかなど、収益の進捗を管理していきます。

また組織管理も比重の高い仕事です。従業員を管理し、問題のある職員がいた場合は面談し、今後について相談する必要があります。また、所属長の方々と協力して、より良い組織作りを目指しています。

最初は「コンサルの人」と見られ、ネガティブなイメージを抱く方も多いかもしれません。しかし、私たちは職場の方々との関係性を大切にし、コミュニケーションを取ることですばやく、そして確実に壁を取り払っていきます。

仕事に取り組む前に、まず病院を知り、そこで働く人たちを理解しなければなりません。そのため、最初に関係ない話をして、お互いを知ることが大切です。

職務上意識していること

まずコンサルタントだと思われたくないので、私は皆さんと一緒に働く同僚、事務員のような存在であり、病院をよくするためのパートナーであることを理解してもらうよう尽力します。そのために、しっかりとコミュニケーションをとるようにしています。

「コンサルタント」なのか「一緒に働く仲間」とみなされているのかは、後の業務に大きく影響します。

例えば「コンサルタントのEさんに言われたから」あるいは「Eさんのように一緒に働いてきた人にこうしていきましょうと言われたから」では、指示の受け入れやすさも、その後の仕事に対する意識も変わってくるでしょう。「よそ者」から始まった関係性が信頼を得て、皆で協力し合うような良好な関係になることも素晴らしい感覚ですね。

組織に溶け込んでいくためには誠実さとスピード感が大切です。1、2ヶ月で私に対するイメージが固まってしまうことがあります。例えば何かが壊れていると言われた場合、できるだけ早く対応し、修理できない場合には、なぜ修理できないかを説明するようにしています。コミュニケーションをとり、人々がなぜうまくいかなかったのかを理解してもらうことが大切です。

スピード感は以前の職場でも重要でしたが、現在の仕事ほどではありませんでした。私は現在の職場のスピード感を本当に楽しんでいます。

仕事でやりがいを感じる瞬間

病院の赤字を黒字に転換し、数字的に実績を出すことは大きな達成感があります。そしてその成功を継続することも重要です。

例えば、今担当している病院では収益を上げるために病棟を増やす必要がありました。従来のスペースでは病棟を増やすには不十分であったため、新たな病棟を建設しなければならなかったんです。通常、建設の承認には時間がかかり、本部に何度も要求を出す必要がありますが、私たちは本部とのビデオ会議でスムーズに計画を進めていき、通常は2年かかるところ、わずか6か月で完了することができました。このようなダイナミズムの中心で仕事ができるのは大きな醍醐味だと思います。

印象に残ったエピソードとしては院長先生が37年間務めていた病院のお話なのですが、病院は院長先生にとって自分の家のように感じていらっしゃったんですね。そうしたこともあってか最初は我々を遠ざけていましたが、話し合いながら協力して、病院を守りながら改善していきました。途中でいくつかの課題がありましたが、コミュニケーションを取り、お互いを助け合いながら危機を脱出することができました。

仕事の大変さ、難しさ

病院では、HAとして基本的には私1人でやっています。物品の決済や何百万円もかかる工事、病院の方向性を決めて舵をとることなど、決断が必要でプレッシャーもありますが、うまくいくとやりがいが残ります。

Slackを使ってみんなといつでも連絡を取り合えるのは、すごく心強いです。病院の代表者として勤務しているわけですが1人では限界があるため、仕事には人を巻き込んでチームで進めます。多くの人に話を聞いてもらい、一緒にやることが大切です。私は監督のような役割を持ち、ボールを持ちながら医療機関のスタッフ=チームに教えながら進めています。

最終的には自分が監督となり、選手たちが自発的に動けるようになることが一番の成果だと思っています。最初は自分がボールを持って走り回っていたのですが、コーチングしながら監督的な立場で皆さんに動いてもらえるようになると、それが一つの成果だと思います。

今後の目標

地域医療に貢献し、病院で働いた証を残したいと思っています。病院と地域医療はどの時代においても必要なものであり、私は病院を守り、従業員が幸せに働けるようにし、自分が働いたことを誇りに思いたいと考えています。

会社のカルチャー

社員同士はSlackで繋がっており、質問があると常に誰かが見て返してくれるため、離れている感覚がありません。みんなが自分の病院と担当の病院を良くしようと一生懸命働いているので、嫌な人がいないのは素晴らしいと感じています。失敗を共有し、炎上や届け出などの話をし、Slackでやり取りしながら笑っています。自分よりも若くて能力の高い人がたくさんいるため、刺激的で働きやすいです。

新しく入社した人も病院を回り、座学や研修を受けて働き方を学びます。学びの環境は整っており、年齢はあまり関係ありません。年齢が若くても、頭の回転が速く、スピード感がある人が多く、一生懸命に働いています。以前の学校や職場での経験は役立ちますが、学ぶ能力やチームで働くことの重要性がより大切だと感じています。