記事詳細
自分の価値を最大化して社会に還元。開発力でより多くの人の幸せを実現したい。
K.Kさん入社の経緯きっかけは前職の先輩からの誘いでした。先輩がHAに入社し、私は前職でさまざまな業界に対するDXの支援や業務効率化のコンサルティングを行っていました。当時、その仕事に対して充実感があったためそのまま会社で頑張り続けるつもりでしたが、HAの方々に会い会社だけでなく働いている人たちにも大きな魅力を感じ、入社を決めました。 仕事について各病院や老健施設の業務効率化が一つ大きな仕事としてあります。実際に病院を訪問していくと紙や手書きの作業などアナログな業務が多いことがわかりました。そこで記録やデータをデジタル化し、ペーパーレスにする取り組みを行ったり、整理されていないデータを体系的にまとめるためのアプリケーションを開発したりすることで、業務の再設計を行い、業務効率化を図っています。他にはデータ分析のお手伝いをしたり、IT全般の相談役として、パソコンの買い替えやWi-Fiの問題など、小さな相談にも対応しています。仕事の魅力この仕事には、社会的な意義と仕事の進め方の2つの側面があります。一般的に、病床不足や地域医療危機といったイメージはあまりないかもしれませんが、実際に地方の病院では閉院してしまった場合、患者とその家族が十分な医療サービスを受けられなくなる危険性があります。そのような危機に瀕している病院を支援することで、医療業界全体の底上げと発展に貢献できますから、この仕事には他の仕事にはない魅力があると感じています。またHAのノウハウは、例えばベトナムのように、人口に対して病院数が非常に少ない地域でも広めることができるため、仕事自体に発展性があると考えています。今後は日本だけでなく世界に目を向けて、社会をより良くするための使命感を持って取り組んでいけると思っています。職務上意識していること自分が提供できる時間当たりの価値を最大化することを考えています。自分にしかできないこと、または自分に期待されている仕事に集中し、たとえば30分で自分にしかできない開発や改善を行うことで、より組織として大きな喜びを得ることができると考えています。法人やグループのために自分の時間をどのように役立てるかを常に考えています。仕事でやりがいを感じる瞬間 やりがいを感じる瞬間は、アプリケーションを開発したり、業務を改善する提案をすることで、何か成果を提供したり感謝されたりしたときです。ただこれらは最低限のタスクなので、個人的には驚かせることができた瞬間が一番やりがいを感じます。成果に対して「ありがとう」とか「よかったです」と言ってもらえるのは嬉しいのですが、予想以上の成果をあげられた時は、本当に感謝されたり驚かれたりすることがあります。そのような瞬間が、私にとってのやりがいを感じる瞬間です。これは実際に経験したことですが、福岡にある病院にはリハビリ部門があり、そこで働くスタッフは、1日の終わりにその日の記録を入力していました。病院には10人以上のスタッフがいて、毎日1人当たり5分から10分ぐらいで終わる作業です。私はその作業をシンプルにしたいと思い、その病院のシステムと連携させたアプリケーションを作りました。試行したところ、皆さんが驚かれたのを覚えています。今では、リハビリ部門のリーダーがパソコンのスタートボタンを押すだけで、皆さんが10分かけて入力していたデータが一瞬で入力され、手作業でのミスもなくなり、業務効率も向上しました。入所したての時のエピソードで、すごく印象に残っています。仕事の大変さ、難しさ病院ごとの状況を見ながら仕事を進めていかなければならない点です。たとえばシステム一つとっても地方の小さな病院は、都市部の大きな病院と同じシステムを導入しているわけではありません。病院や老人保健施設が同じグループに属していても、それぞれ独自のルールややり方を持っていることがあります。そのため、どの場所でも同じやり方が使えない場合があります。そういった背景もあり、各病院の状況に合わせてシステムを調整する必要があります。スタッフや古い技術を使っている場合もあるため、大変な作業ですが、このように支援することに価値があると考えています。作業は、データを送信するだけで済むものですが、実際の手順や使用している文書、従業員がどのように作業を処理しているかなどをしっかりと聞いて、他の法人の方々の時間や知恵を借りながら進める必要があります。自分だけで完了できないため、時間と労力がかかる仕事だと感じます。 今後の目標何かアプリでもソフトでもWebでも何でもいいんですけどデジタルで、何か仕組みとかプロダクトを作るっていうのは、一度作ってしまえば、理論上は1万人でも100万人でも提供することができます。それがもの作りの場合、100個作ったら100人に届く、1万人に届けるなら1万個作らなければなりません。デジタルで何か自分の考えた仕組みとか製品っていうのを作ることができれば、日本とか何万人でも、どこの国でも広げていける。そういうふうに考えるとそこに自分が携わってるその分野の最大の魅力、最大の価値があると思います。抽象的にはなるんですけども、まずは国内の医療福祉施設で広く活用してもらえるような仕組み、あるいは製品の開発に携わりたいなと考えています。この仕事に向いている人私はITに関する仕事をしていますが、単にパソコンでタイピングをするだけでなく、人々とコミュニケーションを取り、微調整することが仕事の中で最も重要だと感じています。私はユーザーや企業に合わせて調整し、円滑に事を進めることが必要です。消費者向けのシステム開発は、消費者が欲しがる素晴らしい製品を作ることですが、私の仕事は会社内のさまざまなグループが使用できるものを作ることです。私はそれが彼らにとってうまく機能するようにしなければなりません。私がこのような立場で働いているため、最後まで使い続けられるものを作るために何が必要であるか、どのような調整が必要であるかを理解する必要があります。理解できないものを作ってしまい、使われなくなることは避けたいです。私は、最後までしっかりとコミュニケーションを取り、根気強く取り組むことができる人がこの仕事に向いていると思います。会社のカルチャースローガンと社名である「ヘルスケアアクセラレーション」は、新しい価値を創造し、医療業界を加速させることに焦点を当てており、会社の目標と使命はこの前提に基づいています。会社の文化に関しては、二つの主要な側面があります。一つ目はスピード感です。会社は非常に早く動き、すぐに物事を行う緊急性を持っています。誰にもプレッシャーはかかっておらず、自然にみんながこのスピード感に合わせて動いています。以前私がいたコンサルティング会社と比較しても、かなり速く動くと感じます。二つ目は協力的な態度です。本部のオペレーションチームや各法人に常駐しているメンバーが協力し合い、従業員や法人からの要望に素早く対応し、結果を共有します。お互いに頼り合い、それを繰り返すことで、些細な気づきでも共有できるため、組織が透明性を持ち、すべての人が簡易にコミュニケーションを取ることができるようになります。会社の雰囲気社員全員に共通するスピード感がありますが、それぞれの従業員が得意とする分野が異なり、全国に散らばっているため、Slackを通じて全国の法人に対して協力し合っています。例えば、前職で電力の営業をしていた人がいて、福岡県に住んでいるにも関わらず、他の地域の法人に対して安くできるアドバイスを提供したりしています。現在のバージョンでは、全国のHAのメンバーがそれぞれの得意分野で手を差し伸べ合って、病院をよくしようとしているので、まさに『アベンジャーズ』のようだと感じました。