ヘルスケアアクセラレーター株式会社

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Interview

社員インタビュー

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    自分の価値を最大化して社会に還元。開発力でより多くの人の幸せを実現したい。

    K.Kさん

    入社の経緯きっかけは前職の先輩からの誘いでした。先輩がHAに入社し、私は前職でさまざまな業界に対するDXの支援や業務効率化のコンサルティングを行っていました。当時、その仕事に対して充実感があったためそのまま会社で頑張り続けるつもりでしたが、HAの方々に会い会社だけでなく働いている人たちにも大きな魅力を感じ、入社を決めました。 仕事について各病院や老健施設の業務効率化が一つ大きな仕事としてあります。実際に病院を訪問していくと紙や手書きの作業などアナログな業務が多いことがわかりました。そこで記録やデータをデジタル化し、ペーパーレスにする取り組みを行ったり、整理されていないデータを体系的にまとめるためのアプリケーションを開発したりすることで、業務の再設計を行い、業務効率化を図っています。他にはデータ分析のお手伝いをしたり、IT全般の相談役として、パソコンの買い替えやWi-Fiの問題など、小さな相談にも対応しています。仕事の魅力この仕事には、社会的な意義と仕事の進め方の2つの側面があります。一般的に、病床不足や地域医療危機といったイメージはあまりないかもしれませんが、実際に地方の病院では閉院してしまった場合、患者とその家族が十分な医療サービスを受けられなくなる危険性があります。そのような危機に瀕している病院を支援することで、医療業界全体の底上げと発展に貢献できますから、この仕事には他の仕事にはない魅力があると感じています。またHAのノウハウは、例えばベトナムのように、人口に対して病院数が非常に少ない地域でも広めることができるため、仕事自体に発展性があると考えています。今後は日本だけでなく世界に目を向けて、社会をより良くするための使命感を持って取り組んでいけると思っています。職務上意識していること自分が提供できる時間当たりの価値を最大化することを考えています。自分にしかできないこと、または自分に期待されている仕事に集中し、たとえば30分で自分にしかできない開発や改善を行うことで、より組織として大きな喜びを得ることができると考えています。法人やグループのために自分の時間をどのように役立てるかを常に考えています。仕事でやりがいを感じる瞬間 やりがいを感じる瞬間は、アプリケーションを開発したり、業務を改善する提案をすることで、何か成果を提供したり感謝されたりしたときです。ただこれらは最低限のタスクなので、個人的には驚かせることができた瞬間が一番やりがいを感じます。成果に対して「ありがとう」とか「よかったです」と言ってもらえるのは嬉しいのですが、予想以上の成果をあげられた時は、本当に感謝されたり驚かれたりすることがあります。そのような瞬間が、私にとってのやりがいを感じる瞬間です。これは実際に経験したことですが、福岡にある病院にはリハビリ部門があり、そこで働くスタッフは、1日の終わりにその日の記録を入力していました。病院には10人以上のスタッフがいて、毎日1人当たり5分から10分ぐらいで終わる作業です。私はその作業をシンプルにしたいと思い、その病院のシステムと連携させたアプリケーションを作りました。試行したところ、皆さんが驚かれたのを覚えています。今では、リハビリ部門のリーダーがパソコンのスタートボタンを押すだけで、皆さんが10分かけて入力していたデータが一瞬で入力され、手作業でのミスもなくなり、業務効率も向上しました。入所したての時のエピソードで、すごく印象に残っています。仕事の大変さ、難しさ病院ごとの状況を見ながら仕事を進めていかなければならない点です。たとえばシステム一つとっても地方の小さな病院は、都市部の大きな病院と同じシステムを導入しているわけではありません。病院や老人保健施設が同じグループに属していても、それぞれ独自のルールややり方を持っていることがあります。そのため、どの場所でも同じやり方が使えない場合があります。そういった背景もあり、各病院の状況に合わせてシステムを調整する必要があります。スタッフや古い技術を使っている場合もあるため、大変な作業ですが、このように支援することに価値があると考えています。作業は、データを送信するだけで済むものですが、実際の手順や使用している文書、従業員がどのように作業を処理しているかなどをしっかりと聞いて、他の法人の方々の時間や知恵を借りながら進める必要があります。自分だけで完了できないため、時間と労力がかかる仕事だと感じます。 今後の目標何かアプリでもソフトでもWebでも何でもいいんですけどデジタルで、何か仕組みとかプロダクトを作るっていうのは、一度作ってしまえば、理論上は1万人でも100万人でも提供することができます。それがもの作りの場合、100個作ったら100人に届く、1万人に届けるなら1万個作らなければなりません。デジタルで何か自分の考えた仕組みとか製品っていうのを作ることができれば、日本とか何万人でも、どこの国でも広げていける。そういうふうに考えるとそこに自分が携わってるその分野の最大の魅力、最大の価値があると思います。抽象的にはなるんですけども、まずは国内の医療福祉施設で広く活用してもらえるような仕組み、あるいは製品の開発に携わりたいなと考えています。この仕事に向いている人私はITに関する仕事をしていますが、単にパソコンでタイピングをするだけでなく、人々とコミュニケーションを取り、微調整することが仕事の中で最も重要だと感じています。私はユーザーや企業に合わせて調整し、円滑に事を進めることが必要です。消費者向けのシステム開発は、消費者が欲しがる素晴らしい製品を作ることですが、私の仕事は会社内のさまざまなグループが使用できるものを作ることです。私はそれが彼らにとってうまく機能するようにしなければなりません。私がこのような立場で働いているため、最後まで使い続けられるものを作るために何が必要であるか、どのような調整が必要であるかを理解する必要があります。理解できないものを作ってしまい、使われなくなることは避けたいです。私は、最後までしっかりとコミュニケーションを取り、根気強く取り組むことができる人がこの仕事に向いていると思います。会社のカルチャースローガンと社名である「ヘルスケアアクセラレーション」は、新しい価値を創造し、医療業界を加速させることに焦点を当てており、会社の目標と使命はこの前提に基づいています。会社の文化に関しては、二つの主要な側面があります。一つ目はスピード感です。会社は非常に早く動き、すぐに物事を行う緊急性を持っています。誰にもプレッシャーはかかっておらず、自然にみんながこのスピード感に合わせて動いています。以前私がいたコンサルティング会社と比較しても、かなり速く動くと感じます。二つ目は協力的な態度です。本部のオペレーションチームや各法人に常駐しているメンバーが協力し合い、従業員や法人からの要望に素早く対応し、結果を共有します。お互いに頼り合い、それを繰り返すことで、些細な気づきでも共有できるため、組織が透明性を持ち、すべての人が簡易にコミュニケーションを取ることができるようになります。会社の雰囲気社員全員に共通するスピード感がありますが、それぞれの従業員が得意とする分野が異なり、全国に散らばっているため、Slackを通じて全国の法人に対して協力し合っています。例えば、前職で電力の営業をしていた人がいて、福岡県に住んでいるにも関わらず、他の地域の法人に対して安くできるアドバイスを提供したりしています。現在のバージョンでは、全国のHAのメンバーがそれぞれの得意分野で手を差し伸べ合って、病院をよくしようとしているので、まさに『アベンジャーズ』のようだと感じました。

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    より多くの経験を糧に、すべての人に寄り添う最良のパートナーへ。

    Y.Eさん

    入社の経緯前職は大手の医療法人で病院関係の仕事をしていました。業務責任者として働いていましたが、大きなグループで仕事が分業制でした。例えば、お給料の振り込みは経理課が、請求書の作成は医事課が担当するといった形です。病院の運営には関わっていましたが、もっと多くのことを学びたいと思い、求人サイトで見つけたM&Aして地域の医療に貢献する考え方に魅力を感じました。また、面接でしっかり評価していただけると感じ、ヘルスケア業界でキャリアアップしながら自分を磨きたいと思い、転職を決意しました。仕事について自分の業務は、病院の収益管理が最も大きな仕事です。黒字になっているか、もっとコストを削れるか、人員配置が足りているかなど、収益の進捗を管理していきます。また組織管理も比重の高い仕事です。従業員を管理し、問題のある職員がいた場合は面談し、今後について相談する必要があります。また、所属長の方々と協力して、より良い組織作りを目指しています。最初は「コンサルの人」と見られ、ネガティブなイメージを抱く方も多いかもしれません。しかし、私たちは職場の方々との関係性を大切にし、コミュニケーションを取ることですばやく、そして確実に壁を取り払っていきます。仕事に取り組む前に、まず病院を知り、そこで働く人たちを理解しなければなりません。そのため、最初に関係ない話をして、お互いを知ることが大切です。職務上意識していることまずコンサルタントだと思われたくないので、私は皆さんと一緒に働く同僚、事務員のような存在であり、病院をよくするためのパートナーであることを理解してもらうよう尽力します。そのために、しっかりとコミュニケーションをとるようにしています。「コンサルタント」なのか「一緒に働く仲間」とみなされているのかは、後の業務に大きく影響します。例えば「コンサルタントのEさんに言われたから」あるいは「Eさんのように一緒に働いてきた人にこうしていきましょうと言われたから」では、指示の受け入れやすさも、その後の仕事に対する意識も変わってくるでしょう。「よそ者」から始まった関係性が信頼を得て、皆で協力し合うような良好な関係になることも素晴らしい感覚ですね。組織に溶け込んでいくためには誠実さとスピード感が大切です。1、2ヶ月で私に対するイメージが固まってしまうことがあります。例えば何かが壊れていると言われた場合、できるだけ早く対応し、修理できない場合には、なぜ修理できないかを説明するようにしています。コミュニケーションをとり、人々がなぜうまくいかなかったのかを理解してもらうことが大切です。スピード感は以前の職場でも重要でしたが、現在の仕事ほどではありませんでした。私は現在の職場のスピード感を本当に楽しんでいます。仕事でやりがいを感じる瞬間病院の赤字を黒字に転換し、数字的に実績を出すことは大きな達成感があります。そしてその成功を継続することも重要です。例えば、今担当している病院では収益を上げるために病棟を増やす必要がありました。従来のスペースでは病棟を増やすには不十分であったため、新たな病棟を建設しなければならなかったんです。通常、建設の承認には時間がかかり、本部に何度も要求を出す必要がありますが、私たちは本部とのビデオ会議でスムーズに計画を進めていき、通常は2年かかるところ、わずか6か月で完了することができました。このようなダイナミズムの中心で仕事ができるのは大きな醍醐味だと思います。印象に残ったエピソードとしては院長先生が37年間務めていた病院のお話なのですが、病院は院長先生にとって自分の家のように感じていらっしゃったんですね。そうしたこともあってか最初は我々を遠ざけていましたが、話し合いながら協力して、病院を守りながら改善していきました。途中でいくつかの課題がありましたが、コミュニケーションを取り、お互いを助け合いながら危機を脱出することができました。仕事の大変さ、難しさ病院では、HAとして基本的には私1人でやっています。物品の決済や何百万円もかかる工事、病院の方向性を決めて舵をとることなど、決断が必要でプレッシャーもありますが、うまくいくとやりがいが残ります。Slackを使ってみんなといつでも連絡を取り合えるのは、すごく心強いです。病院の代表者として勤務しているわけですが1人では限界があるため、仕事には人を巻き込んでチームで進めます。多くの人に話を聞いてもらい、一緒にやることが大切です。私は監督のような役割を持ち、ボールを持ちながら医療機関のスタッフ=チームに教えながら進めています。最終的には自分が監督となり、選手たちが自発的に動けるようになることが一番の成果だと思っています。最初は自分がボールを持って走り回っていたのですが、コーチングしながら監督的な立場で皆さんに動いてもらえるようになると、それが一つの成果だと思います。今後の目標地域医療に貢献し、病院で働いた証を残したいと思っています。病院と地域医療はどの時代においても必要なものであり、私は病院を守り、従業員が幸せに働けるようにし、自分が働いたことを誇りに思いたいと考えています。会社のカルチャー社員同士はSlackで繋がっており、質問があると常に誰かが見て返してくれるため、離れている感覚がありません。みんなが自分の病院と担当の病院を良くしようと一生懸命働いているので、嫌な人がいないのは素晴らしいと感じています。失敗を共有し、炎上や届け出などの話をし、Slackでやり取りしながら笑っています。自分よりも若くて能力の高い人がたくさんいるため、刺激的で働きやすいです。新しく入社した人も病院を回り、座学や研修を受けて働き方を学びます。学びの環境は整っており、年齢はあまり関係ありません。年齢が若くても、頭の回転が速く、スピード感がある人が多く、一生懸命に働いています。以前の学校や職場での経験は役立ちますが、学ぶ能力やチームで働くことの重要性がより大切だと感じています。

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    営業から医療法人の運営へ。未経験の分野を情熱を武器に切り拓く。

    R.Sさん

    入社の経緯前職で省エネによるコスト削減を提案する営業マンとして働いていたときに、私が営業先として訪れた病院のマネジメントを担当していたメンバーに声をかけられたことがきっかけです。彼らと関わっていく中で、医療やヘルスケアに対して非常に興味を持ちはじめ、社会貢献につながる仕事をすることに魅力を感じ、患者さんに対してもサービス向上を図ることができるという社会的意義がある仕事に就きたいと思うようになりました。前職では、省エネによるコスト削減を提案する仕事をしていました。例えば、新しい電力会社に切り替えることによってコストを削減することや、LED照明を導入することによって電気代を下げることなど、関連する仕事に携わっていました。仕事について私が担当するのはコスト削減の責任者で、病院や老健施設でのコスト削減に関する対応をします。例えば、委託費を下げたり、機器や備品の見積もりを正確にして価格を下げたりします。また法人本部の責任者として、人事の決定や医療・福祉施設の方向性を決め、事業計画を作成し、皆さんと相談しながら意思決定をして、仕事を進めていきます。責任者として、様々な仕事に深く関わることが多いです。職務上意識していること法人本部職員として、周りの職員に対する自分の印象に気をつけています。年上の人が多いため、彼らの協力を得ながら、時には補正をし、自分の考えを伝えることが必要です。そのためにはまず信頼を得ることが重要であり、周りの人たちからどう見られているかを意識しながら仕事を進めています。仕事でやりがいを感じる瞬間最初はよそ者と見られていましたが、僕が長時間働いてるのを見てくれて、困ってるときに声をかけてくれた人がいました。お互いの信頼ができるようになって、大きなプロジェクトを達成できたときは、本当に充実した気持ちになりました。この時のように人の気持ちを変えていくことや成果を出すことに喜びを感じます。例えば、病院でクラウドファンディングを募って、職員の皆さんが協力してくれたので目標の金額を達成し終えたときは、面白さとやりがいを感じました。仕事の大変さ、難しさ経験が浅く、医療に関する知識も少ないため、仕事が難しいと感じることがあります。しかし、全国に散らばるHA社員とSlackを通じて情報共有や相談ができるので、安心感があります。自分が悩んでいることを相談すると、皆さんからアドバイスをもらえて一緒に解決していけることが多いです。最初は色々なことを聞いていましたが、最近は自分からこうした方がいいと提案できるようになり、余裕がでてきました。今後の目標個人的にはもっと高い職位に就きたいと思っています。エリアの責任者として、各病院のHAスタッフと協力しながら仕事を進め、責任者としての経験を積みたいです。会社のカルチャー私たちのチームは、協力的でお互いを助け合う精神があるので、チームワークが非常に重要だと考えています。また社内での政治的な争いは絶対に避けるべきだと、社長がよく言っています。そうしたこともあり社員全員損得関係なく協力し合える関係性を築き、お互いが高め合えるように助け合っています。またここにいるすべての人々が専門的な知識やスキルを持っているため、とても尊敬しています。また、多くの人々が自分たちの仕事に情熱を持っているのではないでしょうか。個人的には自分の強みを理解することが大切だと考えています。自分の強みを仕事の中で生かすことで、チームに貢献する最善の方法を見つけることができるからです。自分の強みをアピールしつつ、職務や課題に取り組みながら、困ったときはサポートしてもらえるような環境が整っているので、未経験の方でも安心して働けるのではないでしょうか。

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    さまざまな仕事を経験し、病院経営の世界へ。業界へのリスペクトを胸に未来へ歩む。

    K.Nさん

    入社の経緯代表の社長と副社長と以前から知り合いで、声をかけていただき入社しました。前職までは、医療周辺サービスの営業、企画運営、事務などさまざまな仕事をしていました。医療介護業界ではありますが、経営コンサルタントや病院や介護施設の従事者としての経験はありませんでした。これと言った専門性や経験もなかったので、自分に経営の仕事が務まるのか不安があり、実は入社を迷う時がありました。代表の社長から「能力や経験は、続ければ必ず身につくものだから大丈夫。能力や経験があるかどうかよりも、信頼できる人に仲間になって欲しいから君に声をかけた」と言っていただき入社を決めました。仕事について医療法人の病院や介護施設の方針を決めること、つまり意思決定が重要な仕事です。意思決定をするためには、①意思決定ができること×②意思決定に乗っていただけること、この掛け算が必要に思います。①意思決定ができることはつまり、意思決定の内容の質です。現場や財務のことなど、多面的かつ中朝的に考えて意思決定をします。次に、②意思決定に乗っていただけることはつまり、自分を信じていただけるかどうかです。仮に①で良い意思決定ができても、周囲に乗っていただくことができなければ経営は成り立ちません。経営の結果は「戦略の妥当性×実行の徹底度」で決まると言われます。経営管理者として妥当な戦略を描くとともに、率先垂範で自らも実行して組織を引っ張ることが大切です。その他に、様々な仕事があります。スタッフと協力して物事を進めるために定期的な打ち合わせ、職場で発生する様々な問題の対応、スタッフの採用、営業や広報の活動、政策の情報収集、財務の管理、建物設備の管理、行政の対応など、多岐に渡ります。当社では「経営は総合格闘技」という表現をしますが、まさにその通りだと思います。新しい課題に連続して直面するため、いまだに刺激的で新鮮な日々を送れています。成長実感を強く感じられると思います。職務上意識していることオーナーシップです。オーナーシップとは、自分が経営する法人に対して主体性を持って取り組むマインドのことです。オーナーは「所有者」という意味です。法人の経営に対して当事者意識を持って取り組めていれば、課題や仕事を他から「与えられる」ことはなく、自ら「所有」している状態です。オーナーシップがあれば、「次は何をしたら良いか?」と思うことはありません。次はこうしたい、こう在りたいと、次々と自分の中から浮かび上がってきます。自分自身がこの法人の最終意思決定者である、という気持ちで取り組むことが本当に重要です。この素養なくして良い経営はできないと思います。もし自分が誰かの会社で働くとして、他人事な経営者のもとで頑張りたいとも、ついて行こうとも思わないでしょう。組織はトップの器以上にならないので、オーナーシップは間違いなく経営管理者に必要な素養だと思います。資質ではなく素養であり、後天的に身につけられるものだと私は思います。そして、私達の仕事はよく経営コンサルタントと間違われることがあるのですが、私達は自社のグループ法人の経営管理者です。自分達の事業の経営をするのです。具体的な違いは、コンサルタントは経営課題に対して良質な選択肢の提示をしてくれますが、最終の意思決定まではしません。私達は経営管理者として、最終の意思決定することが仕事です。正直に言うと、意思決定をして選択することが怖い場面もあります。本当にこれで良いのか、何度も悩む時もあります。リスクを背負っているからこその怖さがあります。だからこそ面白い、ということも事実です。1つの法人で何十人、何百人、何千人の方々が関係しているので、経営は本当に重大な仕事です。こんなに「生きている!」という実感がわく仕事は他にないかもしれません。仕事でやりがいを感じる瞬間2つあり、1つ目は医療法人の業績が上がり未来に繋がった時です。赤字で苦しんでいた病院や介護施設が黒字になり、事業を続けていけるようになることは、本当に達成感があります。社会の中で役目を果たした事業体であれば終焉も選択肢ですが、高齢化社会の日本において、医療介護事業の役目はまだまだ残されているはずです。1人の患者の健康を守ること、1人の利用者の生活を守ること、その家族に安心を与えることはかけがえのないことです。例えば、介護施設がなかった場合の世の中を想像する時があります。介護施設に入る利用者の大半は、自宅で生活することが難しくなった方々です。介護未経験者の家族が、自宅で介護をするのは簡単ではありません。無理に介護をすれば、家族の中の働き盛りの大人は仕事を制限もしくは退職せざるをえないかもしれません。仕事を諦めることで世帯収入は減り、その家庭の中の子供は教育を諦めることになるかもしれません。介護施設がない世の中では、このようなことが多くの家庭で起こるかもしれません。介護施設が高齢の利用者1人の生活を守ることで、その裏で繋がっている現役世代の家族の生活を守ることに繋がっています。こうして思いを馳せると、1つの介護施設、病院が存続できることに大きな達成感を感じられます。医療介護事業の良い点は、社会貢献を感じやすいということもあると思います。2つ目は、医療介護従事者から喜びの声を聞けたときです。ある医療法人の職員から、経営体制が代わる前は、とてもつらい時期があったと聞きました。「様々な問題があり法人の将来が不安だったが今は大きく変わり、将来が楽しみになった。経営が代わって良かった」と言っていただけました。これこそ冥利に尽きます。私にとって、医療介護従事者に貢献することが大きなモチベーションの1つです。私は医療介護の現場の実務経験がなかったので、入社後に病院と介護施設で現場の体験をやらせていただきました。想像以上に楽しい仕事であるとともに、本当に大変な仕事であることも実感しました。医療介護の仕事は心も体も頭も使います。何よりも私が凄いと感じたことは、医療介護従事者の優しさです。患者に対して、利用者に対して、驚くほど優しく接してケアをします。当人達にとっては当たり前のことかもしれませんが、私の目には光り輝く才能として映ります。医療介護の現場は、優しさの才能に選ばれた人達が集うのだと思いました。私には到底できない、社会的意義のある仕事をやってくださっている方々が医療介護従事者であり、その尊さを感じています。せめて私は経営の力で、その方々が少しでも安心して働ける環境をつくりたい、これが私のモチベーションの1つです。仕事の大変さ、難しさ包み隠さず正直に言うと、ハードワークが必要な仕事です。目まぐるしく発展する世の中、予測不能の連続するあらゆる課題に対して、個人レベルでは知識と経験が常に不足しています。自分一人ではこんなにも無力なのかとよく痛感します。だからこそ、助け合いとスピードが肝心です。経営の仕事は莫大な知識や経験が必要になるので、一人で対応するのは至難の業だと思います。当社の強みは助け合いとスピードにあり、不足している知識や経験をお互いに相談し合い解決します。何でも相談し合える風土です。成果が第一であるため、知らないことがあっても恥ずかしくなく、皆が快く教えてくれます。専門性の高い領域でも、税務会計の場合は税理士または会計士、建築の場合は一級建築士、法務の場合は弁護士等に相談できる環境です。経営の仕事においては、このように経験者や専門家の力を借りて活用することが求められます。課題に直面した時に、自分が何を知っていて何をできるかよりも、どう解決するかを思いつける方が貴重です。今後の目標自分が担当する法人ごとの経営課題をクリアしていくことが直近の目標です。法人ごとに事業ステージは様々です。ある法人では、高齢の創業院長の引退が近づいているので、大きな世代交代を進めているステージにいます。創業院長の存在は非常に頼もしいがゆえに、引退する時が来れば大変革です。創業院長が安心して来たる時に引退できるよう、次世代の体制を整えることも私達の責務です。またある法人では、倒産寸前の状態の事業を引き継ぎ、ようやく事業存続できる状態にまで再生することができました。事業再生のステージを脱した次は、基盤安定と拡大が必要です。法人内の未発達の制度や運用を整えつつ、本体事業に関連した新事業の立ち上げを行い、より多面的なサービスを地域に展開できるように進めているステージです。そしてまたある法人では、創業院長からの世代交代は終えて、事業の質を高めていくステージにいます。医療介護の事業は、制度ビジネスであることから概ね「在るべき姿」が定められています。国が求める在るべき姿に応えることで、高い報酬(売上)が入る仕組みです。国が求める在るべき姿へ向けて、事業の質を高めていくステージです。私個人としては、海外事業にも強い関心があり、現在は海外人財を介護士として受け入れる部門の担当を兼務しています。当社の良いところは、本気で「やりたい!」と思うことを発信し続けると、なぜか自然と叶っていくことです。叶うかどうかは自分の熱意と行動次第ですが、他にも強い願望を口にし続けた社員はその事業に挑戦するチャンスを掴み現在チャンレンジ中です。この仕事に向いている人熱意、素直、行動力がある人は、凄く向いていると思います。20代で業界も職務も未経験のメンバーで、事務長を務めている人も複数名います。本人の本気の努力に加えて、会社全体が頑張る人をサポートする風土なので、若さも未熟さも乗り越えていけます。一方で向いていない人は、利己的な人かもしれません(利己的であることも資質なので否定するつもりはありません)。経営の仕事は、自分のためではなく社会のための仕事です。「私がこれを成し遂げた」ではなく、「皆がこれを成し遂げてくれた」を実現して喜べる人が向いていると思います。会社のカルチャー良いカルチャーが沢山ありますが、私が最も好きなのはお互いに助け合うカルチャーです。私たちの仲間は全国各地にいるので、直接会うのは1年に1回あるかないかですが、しょっちゅう顔を合わせているかのような関係です。「Slackがオフィス」という社内言葉があるように、Slackというサービスを利用してウェブ上で日々コミュニケーションを取っています。そこでいつでも相談ができたり、他のエリアの情報が入って来ます。困っているエリアがあれば、電話やWeb会議でサポートすることがあれば、他エリアから現地へ誰かが応援に行くこともあります。誰かが困っているときは必ず手を差し伸べる、仲間同士が助け合う文化を持っていることは、当社の素晴らしいカルチャーだと思います。組織はフラットであり、私達はお互いの特徴を尊重しています。例えれば、1人1人がパズルのピースのような関係です。自分にできない形を他の誰かが持っているので、何か1つの軸で競争しているのではなく、自分の軸の中で自分自身と競争しています。自分の個性に蓋をすることなく発揮して良い会社です。社長は『出る杭を伸ばそう』とよく言いますが、それが会社の風土醸成や成長に繋がっていると感じます。

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    医療や介護に従事する人々がよりスポットライトを浴びる世界に。業界の変革を目指すパイオニア。

    K.Mさん

    入社の経緯以前は社長と副社長と同じグループで働いていて彼らの人柄や仕事に対する情熱に惹かれていたのと、前職では医療法人支援の業務に携わっていましたが、今度はより現場に近いところで介護施設のサポートに携わりたいと思い、この会社に入社しました。仕事について私の主な仕事は経営戦略を立案し、現場に落とし込むことです。経営戦略には収益面と費用面という2つの面がありますが、例えば収益を上げるにはどうすればいいのか、どういう作戦でいくのかなどを考えます。そして現場で実行できるように、立案から実行に移す方法を考えます。費用面では立案から現場に落とし込むまで、どの部分を削減できるかを検討し、現場にどのような影響があるか、それを回避するためにはどのようにすればいいかを考えます。私は病院の事務長として、総務、人事、労務、会計などの業務を担当しながら、その他広い範囲の業務も担当しています。職務上意識していることどんな仕事に対しても真摯に取り組むことです。病院の皆さんと同じ方向を向いて課題解決に取り組むためコミュニケーションを多くとり、多様なフィードバックを受け取り、多角的な視点から物事を捉えるように心がけています。課題や悩みがある場合は、すぐに取り組む、サポートするなど組織として最善の解決策を見つけるようにしています。病院で働き始めて3ヶ月で部門責任者になりましたが、私には特別なスキルは無く、医療業界も未経験でした。そのような私を受け入れ、サポートして頂き、成長の機会を頂きました。配属当初から変わらず現在も、長く地域医療を支えてきた現場の皆さんに対して、日頃から尊敬や感謝の気持ちを示すように心がけています。仕事でやりがいを感じる瞬間目標を達成したときが一番嬉しいです。会社では、病院から得た収益を地域からもらった「ありがとう」の合計だと考えています。ありがとうをたくさんもらった結果、その職員にありがとうを分け合うことができます。目標を達成して、地域に貢献できれば患者さんたちの幸せにつながりますし、患者さんからのありがとうを職員に分配することで、職員も幸せになります。全員が幸せになる瞬間が、私にとって一番やりがいを感じる瞬間です。この考え方は、副社長がよく話す考え方で、病院内でも共有しています。仕事の大変さ、難しさ仕事で難しさを感じるのは、思いが伝わらないときです。学校の部活動とは異なり、全員が同じ方向を向いて同じゴールに向かって走るわけではなく、同じ気持ちで走っている仲間でも、考え方のすれ違いが起こってしまうことがあります。そのため、同じ方向で同じ目標に向かっているにもかかわらず、すれ違いが起こってしまうというチームワークの難しさを感じます。そういう時はコミュニケーション量を増やし、自分の考えや思考プロセスをメンバーと共有し、逐一同じ方向に向かうように軌道修正して仕事を進めています。今後の目標医療現場で働く人たちがより評価され、スポットライトを浴びるような業界にしたいと思っています。医療はどんな社会でも必要不可欠な存在であり、高齢者が増える中でもますます必要性が高まっています。しかし、その社会的立場が低く、給料も低いのが現状で、もっと評価されるべきだと考えています。これからの人生で、医療や介護に従事する人々がよりスポットライトを浴びるような医療業界にしていきたいと思っています。また、医療業界全体の給与が上がれば、労働条件も向上し、医療業界に就きたいという人も増えると思います。そのためには、まずは担当する施設の経営状態を改善し、経営状態の良い病院や介護施設を増やすことが第一歩だと考えています。自分にできることを増やし、その一助となるような形で貢献していきたいと思っています。この仕事に向いている人この分野で働くためには、コミュニケーション能力とゴールに向かって忍耐強く取り組む度胸が必要だと思っています。私自身も解決方法が分からない問題に直面しますが、未知の分野でも一つずつ学びながら挑戦することが重要だと実感しています。学ぶことが楽しく、新しい知識を得ることができる一方で、障害に立ち向かう勇気も必要とされます。もし学ぶことを楽しめる方で、その勇気があるならば、この仕事に向いているかもしれません。会社のカルチャー会社のカルチャーとしては「オーナーシップを持つこと」や「スピード感を持って取り組むこと」がよく言われます。互いに助け合い、成果志向であること、よく笑うことなども含まれますが、メンバー1人1人が会社のカルチャーを体現している部分が多いと思います。個人的には、よく笑うことが大好きです。会社の雰囲気私たちのビジネスでは、チャットアプリを「オフィス」として使用しており、毎日のコミュニケーション量は圧倒的です。だれがどのような課題を抱えているか、誰が何に取り組んでいるかが一目でわかり、こうしたやりとりが活発に行われる結果、会社には常に活気がありポジティブな雰囲気が漂っています。課題は人それぞれ異なりますが、共通点も多くあります。お互いにコミュニケーションを取り合い、同じ目標に向かって取り組んでいくことが大切だと共有されているので、とても働きやすい職場だと思います。

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    ライフステージを考慮した「長く働ける職場づくり」。創業から未来を見据えて

    M.Mさん

    入社の経緯以前税理士法人で法務担当として働いており、創業メンバーの代表、副代表と約10年前に知り合いました。彼らが創業すると聞き、一緒に仕事をすることにしました。仕事についてバックオフィス全般の責任者として、人材管理や採用活動のほか法務・税務・会計に影響がないように注意しています。またBPOという別のグループがあり、個々のメンバーの経理を担当しています。職務上意識していることチームワークを重視し、常に良好な関係性の維持を心がけています。生産性を向上させ、状況に応じて適応する方法を常に考えています。採用について採用プロセスでは、弊社のカルチャーに合う候補者を優先的に選考します。弊社はスピードと迅速な意思決定を重視するいわゆるダイナミズムを大切にしており、平均年齢の若さが特徴です。新しいチャレンジに取り組み、変化を受け入れることを奨励しており、昨日までの標準が今日時代遅れになることもあると、全員が認識しています。私たちはチームの力を信じ、個人ではなくチーム全体で一歩前進することを目指します。1人が100歩進むのではなく、100人が1歩ずつ前進することが重要だと考えています。私たちはビジョンを共有する人材を採用し、メンバーそれぞれが個人的な目標を達成できる環境を提供しています。仕事でやりがいを感じる瞬間私たちのチームには20代から30代の若いスタッフがいますが、彼らのできることが増えたときや、新しいアイデアを出せるようになったときに面白さ、やりがいを感じています。私たちはベンチャー企業なので、若手のアイデアを積極的に取り入れています。何かアイディアが出されたとき、私だけでなくチーム全体が一緒にやろうという声が上がってきたときに、そうした声の上がる環境を作れたことにも充実感があります。仕事の大変さ、難しさ多岐にわたる業務があり、その展開も早く、また法令等の急速な変更に対応する場合はとりわけ大変です。通常の業務で私は変更を提案することが多いのですが、前例がない試みの場合は正解がないため、提案・実行プロセスは試行錯誤の連続です。そのためプロセスのエラー対処も困難になりがちで、実務を行う全員にとっても同じであると思われます。また、会計、税務、労務管理など、バックオフィス業務には広範な知識が必要です。税理士、会計士、社労士など専門性の高い質問が来ることがあり、回答には最新の情報が必要であるため、未経験の分野に対応するメンバーは難しいと感じる場面も多いはずです。バックオフィスチームは、多様な専門分野を持つメンバーで構成されています。例えば、経理や給与計算に詳しい人がいたり労務関係に詳しい人がいたりします。私たちは、自分たちが持つ知識や経験を周りに広め、責任者がそれらのつながりを説明することで、業務の効率化や品質向上を図っています。今後の目標私の目標は個人的なものではなく、チームとして業務を改善し、現在のレベルよりも2倍以上の生産性を実現することです。これから数人のメンバーを加えて、その目標を達成できる環境を作り出したいと思っています。具体的にはAIやIT関連の自動化を導入して、手作業をなくすことが目標です。紙の文書や手作業を無くしつつ、現在の生産性を2倍以上にし、チームメンバーが個人的な目標や興味を追求できる環境を作り出したいと思っています。個々人の成長意欲も必要になってきますが、これは報酬を上げるための交渉材料にもなるので、ぜひチームで実現させていきたいですね。私たちはこの成長に取り組んでくれるチームメンバーを募集中です。現在、どんなプロジェクトでも対応できる環境を整えるための準備をしていますので、ぜひ一緒に働きませんか?会社のカルチャー私たちの会社は、熱意とダイナミズムがあふれる一方で、誰もが孤独を感じないような協力的な環境を育成しています。私たちのリーダーは「仕事で一番つらいのは、ハードワークではなく、孤独感だ」と言っているのですが、彼らはそれを身をもって経験しており、私も同じ考えです。仲間がいればどんなに困難な仕事でも乗り越えることができますし、時には仲間の話に耳を傾け、問題を解決するために協力し合うことができます。会社の哲学は私たちの心に深く根付いています。誰かが困っていたら手を差し伸べ、自分が困っていたら助けを求める。この姿勢は私たち全員が共有しており、些細な問題でもそれは変わりません。会社の雰囲気バックオフィスの雰囲気ですが、女性が多くとても和やかです。ママさんが半数以上で、小さなお子さんを持つことが多いため、同じママが困ったときには助け合っていますし、まだ子供のいない人たちの気持ちもわかる人達ばかりです。それぞれの得意分野を生かした役割分担がありつつ、20代の成長を促すために経験豊富なママさんたちが若手にレクチャーを行っています。チームメンバー同士でコミュニケーションを取り、互いの仕事をチェックし合う体制を整えています。将来的にはメンバーが長期的に安心して働ける環境づくりを、キャリア面含めて構築しなければならないと考えています。現在20代で頑張っている人たちが親になり、やがて育児の時間が必要な立場になったとき、現在のママ世代は育児が落ち着くため、彼女たちをサポートできる先輩として存在してもらえたら嬉しいですね。先輩たちから学んだ知識を若い世代に伝え、育児とキャリアを両立できる仕事を提供したいと考えています。このような体制を作り出せれば、私は安心して隠居できます笑。会社としても従業員が将来に不安を感じることなく、長期的に働ける職場を作りたいと考えています。結婚や出産、介護などの人生の出来事によっては、従業員が不安に思うこともあるかもしれません。その場合でも、私たちは従業員が安心して働ける環境を提供したいと思っています。