精神科病院:病棟病床数の一部院内移動による精神療養病棟の導入
増益:2,500万円、取り組み期間4か月東北地方に所在する150床規模の病院
当院は都市部から少し離れた場所に所在しており、御高齢の入院患者さんを受け入れる病院として地域の精神科診療に従事してきました。
地域に精神疾患を受け入れる施設が限られてることから在院日数も長期化しており、平均在院日数は500日を超えることが平時となっていました。
そこで精神科の慢性期医療に特化した精神療養病床も検討しましたが、その際病棟の面積が不足していることが判明しました。そこで建物内で隣接しており、長らく使われていなかった体育館の一部を患者さんが使えるエリアとして工事を行い、更に病棟の病床数の一部を他病棟へ移すことで面積要件を満たすことで、精神療養病棟の届け出が叶いました。
その結果、病棟の単価は14,500円から15,500円前後へと向上しています。